mickさんの旅行記
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旅行記タイトル:オーストリア一人旅2005前編 ウィーン・ザルツブルク
旅行期間:2005/08/27〜2005/09/01

旅行記の内容:2006年はモーツァルト生誕250周年だそうですが、この旅行記は249周年(?)の2005年のものです。
モーツァルトの生誕地、ザルツブルクを拠点にオーストリアを回っています。
ただし、音楽関連の情報はほとんど載せていませんが…。
まあとにかく、オーストリア旅行を予定されている方にとって少しでも参考になる点があれば幸いです。
写真:2006年はモーツァルト生誕250周年だそうですが、この旅行記は249周年(?)の2005年のものです。
モーツァルトの生誕地、ザルツブルクを拠点にオーストリアを回っています。
ただし、音楽関連の情報はほとんど載せていませんが…。
まあとにかく、オーストリア旅行を予定されている方にとって少しでも参考になる点があれば幸いです。
オーストリア旅行のスタートは、ウィーンからです。
しかし、今回の旅行はザルツブルクを中心に計画しているため、ウィーンではあまり時間がありません。
飛行機が早めに着いたのをいいことに、予定より1本早いエアポートトレインに飛び乗ります。
エアポートトレインは車内でも切符を買えるというのを調べておいて正解でした。
急いでホテルのチェックインを済ませ、足早にシェーンブルン宮殿に向かいます。
シェーンブルン宮殿は、さすが世界遺産だけあって、とても美しい建物です。
壁の色は独特で(テレジアンイエローと言うらしいです)、黄金色に輝いているように見えます。
内部の豪華な部屋の数々も見学できますが、あちこちでガイドツアーの客で渋滞していて、なかなか先に進めなかったりします。

宮殿の背後には庭園が広がっていて、花で美しく彩られています。
さらにその後には小高い丘があり、グロリエッテという建物が建っています。
丘の上まで歩いて登っていくことができます。

丘の上から見た宮殿と庭園です。
セットでみるとなお一層美しさが引き立ちます。
苦労して登ったかいがあったというものでしょう。
丘に登る道には、丘の真ん中を横切る道と、端の方の木陰の中の道があり、木陰の中ではリスなどを見ることができます。
宮殿の向こうには、ウィーンの街並みが見えます。
シュテファン寺院らしき建物も見えます。
まるで1棟だけ遠近法を間違っているかのような大きさで、目を疑いたくなります。
まあ、シュテファン寺院に行くのは最終日のお楽しみです。

こちらはベルヴェデーレ宮殿です。
やはり美しい庭園の中に立っています。
中は美術館になっているそうですが、すでに閉館している時間です。
それでも、建物自体を見るだけでも価値があります。

宮殿に近づいてみると、外壁部や周囲は非常に多くの精巧な彫刻で飾られています。
これほどの物を作るのに一体どれほど手間隙がかかったのだろうと思うと、気が遠くなります。

宮殿を反対側から見たところです。
こちら側にも庭園が広がっています。
シェーンブルン宮殿もそうですが、美しい建物と美しい庭園の風景というのは、何とも心が和むものです。
さて、次第に日も暮れてきましたが、せっかくのウィーンなので、まだ観光を続けます。
路面電車に乗って、「ベートーヴェンの散歩道」へ向かいます。
行きたい所をつまみ食いで回っているので、かなり効率は悪いです…。

「ベートーヴェンの散歩道」は、ベートーヴェンが歩きながら交響曲「田園」の構想を練ったと言われている道です。
路面電車で道の入口まで来ることができますが、着いたときにはすでに薄暗く、道が何本か並行して続いているようなところもあり、どれがその道なのか分からなかったりします。
途中にはベートーヴェンの胸像付きの記念碑もありますが、ご覧のとおり暗すぎてよく分かりません。
この後さらに徒歩でグリンツィングに向かいますが、地図を見ながら歩いていてもどうも不安です。
確かに通りの名前の標識はあるのですが、階段を上ったり急坂を下ったり、いかにも地元住民用の道、といった感じで、ここで迷ったらやばい、と不安いっぱいで歩いていたところ、遠くからホイリゲ酒場の生演奏の音楽が聞こえてきて、明かりも見えてきました。
これでようやく一安心です。

ホイリゲでワインとウィンナーシュニッツェルを堪能して、ホテルへと戻ります。
途中の乗換駅近くで見えるヴォティーフ教会です。
ライトアップされて、暗闇の中に鮮やかに浮かび上がっています。
工事中でなければもっときれいだったのでしょうが…。

翌朝、列車でザルツブルクへと向かいます。
これは車窓からの風景です。
このあたりの風景は、まだアルプスの山並みというわけではなく、なだらかな田園地帯が続きます。

ザルツブルクではこの時期、世界的にも有名な「ザルツブルク音楽祭」が開催されていて、毎日各所でコンサートが開かれています。
チケットの予約は毎年1月頃に始まるそうで、私が旅行の予定を決めた7月頃には当然売り切れているだろうと思い込んでいたのですが、何気なく音楽祭のホームページをのぞいてみると、意外とまだチケットが、それも有名どころも含めて残っていました。
せっかくなので即予約です。
どうやら中途半端な開演時間の演目は、売れ行きが比較的良くないようです。
というわけで予約したコンサートも11時開演です。
列車を降りて荷物を駅のコインロッカーに預け、会場の祝祭劇場に急ぎます。
当日のチケット受取は会場で直接だったのですが、隣の予約事務所に行ってしまい、事務所の方が親切にも劇場のチケットカウンターまで案内してくださいました。
そんなドタバタもありましたが、何とか会場に入ることができ、ウィーン・フィルの素晴らしい演奏を堪能することができました。

コンサートを堪能した後は、ザルツブルク市内を観光します。
まずはケーブルカーでホーエンザルツブルク城塞へと登ります。
丘の上にある城塞からは、ザルツブルクの街並みを一望できます。
それほど派手さはないですが、歴史を感じさせる、落ち着いた街並みです。

城塞の建物は重厚な造りです。
建物の内部はガイドツアーで見学するようになっています。
日本語のオーディオガイドを借りることができます。

城塞の中にはいくつかのレストランもあり、景色を楽しみながら食事をとることができます。
この写真も、レストランの席で撮ったものです。

帰りは歩いて下まで降りることにします。
この位置からだと、城が崖を利用して建てられているのがよくわかり、中から見るのとはまた違った迫力があります。

再び街に下りてきました。
街にも多くの歴史ある建物があり、中を見学することができます。

レジデンツの内部です。
たくさんの絵画などが飾られ、家具なども一つ一つが豪華で、部屋自体が芸術品のようです。

同じくレジデンツの内部、玄関ホールのあたりです。
色鮮やかな天井画が目を引きます。

続いて大聖堂の内部です。
ここの天井画は本当にすごいです。
吹き抜けになっているのでかなり天井は高いですが、いたるところにびっしりと描かれており、下からでもそれぞれの絵の生き生きとした描写を楽しむことができます。

曲線によって構成された建物自体の構造も美しく、純白の壁が絵の美しさをより一層引き立てています。
おそらく建築当時のままというわけではなく、何度も改修をされていると思いますが、それでもザルツブルクに来たなら是非訪ねてみてほしい場所だと思います。
この街の中では、私の一番のおすすめです。

ザルツブルクには、城塞以外にも、街を一望できる場所があります。
街の西側の岩山、メンヒスベルクには、山の中を貫くエレベーターが作られており、上ることができます。
こちらからだと、城塞も込みで街の景色を見ることができます。
(城塞からだと、城塞自身の全体像は当然見れませんので…。
)

旧市街で最も賑わっている通り、ゲトライデガッセです。
狭い道の両側にびっしりと店舗等が並んでいます。
それぞれの店の看板も美しく、街の雰囲気を魅力的なものにしています。
モーツァルトの生まれた家もこの通りにあり、中にはモーツァルトが初めて書いた楽譜や、使っていた楽器など、いろいろな資料が展示されています。

旧市街と中央駅の中間あたりにある、ミラベル庭園です。
花々で美しく飾られ、のんびり散策しているだけでも幸せな気分になれます。
観光客だけでなく、地元の人々にとっても憩いの場になっているようです。

こうしてザルツブルクの街を散策しているうちに、夕暮れが近づいてきました。
街の中心を緩やかに流れるザルツァッハ川も、夕日でほんのり赤く染まり始めます。
旅の中で、異国の雰囲気を感じながらもどこかほっとするような、心安らぐ水辺の風景です。

すっかり日も暮れた街の様子です。
街の明かりが川面に反射して、美しく輝いています。
翌日からは、ザルツブルクを拠点として、日帰りでオーストリアの各地へと出かけます。
そちらの様子は後編でお伝えしたいと思います。

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