まみさんの旅行記
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旅行記タイトル:2003年夏のオーストリア旅行15日間【ウィーンその5】シェーンブルン宮殿(完)
旅行期間:2003/07/18〜2003/07/19

旅行記の内容:7/18(金)ウィーン観光(最終日)
【旅程抜粋】
市内観光:シェーンブルン宮殿と庭園散歩、ホーフブルク(王宮)宝物館、アウグスティーナ教会
日本で予定を立てたときは、ウィーンから日帰りで、ハンガリー国境に近いEisenstadt(アイゼンシュタット)やMoerbisch(メルビッシュ)に行くことも考えていました。
ですが、ウィーンに見どころがまだたくさん残っているので、日帰り旅行の方をあきらめました。
いずれにせよ、旅程はあと一日しかありません。
本日が最終日です。
今日の予定は、まずは、なにがともあれシェーンブルン宮殿です。
ウィーンのやや郊外にあります。
庭園の散歩も含めると、見学に半日はかけたいところです。
本当は、郊外のシェーンブルン宮殿まで足を伸ばさなくても、ウィーン中心部で行きたいところは、他にもまだまだたくさんあります。
たとえば、オーストリア応用美術館、ウィーン歴史博物館、ホーフブルクの王宮家具博物館や民俗学博物館、新しくできた(2003年7月現在)ミュージーアム・クォーター。
ツアーで行ったプラター遊園地は、大観覧車しか乗っていませんし、フンデルトヴァッサー美術館は、ギフトショップしか入れませんでした。
どちらもこれだけでは足りません。
他にも、いつも見どころのトップにあがるようなメジャーなところではありませんが、ユダヤ博物館や人形・おもちゃ博物館、時計博物館にも興味がそそられ、行けたらいいなぁと目をつけていました。
国連UNOシティにも興味あります。
本当にウィーンは見どころたくさんです。
でも、ウィーンに来て、滞在日数も5日以上あるのに、シェーンブルン宮殿に行かないというのはウィーン観光の名が廃る!?──でしょう。
初めてウィーンを訪れた1991年。
このときにシェーンブルン宮殿に行ったはずだと思っていましたが、よく考えたら市内観光ツアーの一環で行ったので、宮殿の敷地には入りましたが、建物の中の見学はしていないことを思い出しました。
宮殿を正面から眺めただけで、あとは実質、トイレ休憩でしたっけ。
リンツ、ザルツブルグ、グラーツと回って再びウィーンに戻ってきた今回の滞在ホテルは、最初に泊まったホテルと違って(同じホテルでは予約がとれませんでした)、やや郊外にあります。
ただし、場所はウィーンの中心部とシェーンブルク宮殿の真ん中あたりなので、朝一番にシェーンブルン宮殿に行くには、かえって好都合です。
それから、ウィーン観光の名には廃らないかもしれないけれど、私としてはやはり見逃せないのがホーフブルクの宝物館。
宝飾品好きの私にとって、宝物館は垂涎の的。
本当は昨日行くつもりでした。
ところが、午前中、グラーツ観光に当てたので、昨日は行きそびれたのです。
というわけで、本日の予定は、まずはシェーンブルン宮殿と庭園散歩。
残りの逃せないところは宝物館のみなので、シェーンブルン宮殿でゆっくりするとしても、おそくとも宝物館には閉館2時間くらい前までに着くようにすればよいでしょう。
オーストリア旅行最終日の予定は、こうして自ずと決まりました。
(写真は、王宮付属スペイン乗馬学校の騎馬人形のあるショーウィンドウです。
王宮付属のアウグスティーナ教会の後にアウグスティーナ通りで見つけたギフトショップです。
宮廷文化紹介の一環として公開されているスペイン乗馬学校の古典馬術も、ウィーン観光ハイライトの一つといえます。
音楽に合わせた伝統的な演技をするそうです。
できれば見たかったのに、結局、行けなかったなぁ、と思ったら、人形でもよいから写真に収めたくなりました。
騎手の衣装のクマちゃんも可愛いです! ウィーン紹介本のロシア語版も写っています。
BEHAと書いて、「ヴィエナ」と読みます。
)
写真:7/18(金)ウィーン観光(最終日)
【旅程抜粋】
市内観光:シェーンブルン宮殿と庭園散歩、ホーフブルク(王宮)宝物館、アウグスティーナ教会
日本で予定を立てたときは、ウィーンから日帰りで、ハンガリー国境に近いEisenstadt(アイゼンシュタット)やMoerbisch(メルビッシュ)に行くことも考えていました。
ですが、ウィーンに見どころがまだたくさん残っているので、日帰り旅行の方をあきらめました。
いずれにせよ、旅程はあと一日しかありません。
本日が最終日です。
今日の予定は、まずは、なにがともあれシェーンブルン宮殿です。
ウィーンのやや郊外にあります。
庭園の散歩も含めると、見学に半日はかけたいところです。
本当は、郊外のシェーンブルン宮殿まで足を伸ばさなくても、ウィーン中心部で行きたいところは、他にもまだまだたくさんあります。
たとえば、オーストリア応用美術館、ウィーン歴史博物館、ホーフブルクの王宮家具博物館や民俗学博物館、新しくできた(2003年7月現在)ミュージーアム・クォーター。
ツアーで行ったプラター遊園地は、大観覧車しか乗っていませんし、フンデルトヴァッサー美術館は、ギフトショップしか入れませんでした。
どちらもこれだけでは足りません。
他にも、いつも見どころのトップにあがるようなメジャーなところではありませんが、ユダヤ博物館や人形・おもちゃ博物館、時計博物館にも興味がそそられ、行けたらいいなぁと目をつけていました。
国連UNOシティにも興味あります。
本当にウィーンは見どころたくさんです。
でも、ウィーンに来て、滞在日数も5日以上あるのに、シェーンブルン宮殿に行かないというのはウィーン観光の名が廃る!?──でしょう。
初めてウィーンを訪れた1991年。
このときにシェーンブルン宮殿に行ったはずだと思っていましたが、よく考えたら市内観光ツアーの一環で行ったので、宮殿の敷地には入りましたが、建物の中の見学はしていないことを思い出しました。
宮殿を正面から眺めただけで、あとは実質、トイレ休憩でしたっけ。
リンツ、ザルツブルグ、グラーツと回って再びウィーンに戻ってきた今回の滞在ホテルは、最初に泊まったホテルと違って(同じホテルでは予約がとれませんでした)、やや郊外にあります。
ただし、場所はウィーンの中心部とシェーンブルク宮殿の真ん中あたりなので、朝一番にシェーンブルン宮殿に行くには、かえって好都合です。
それから、ウィーン観光の名には廃らないかもしれないけれど、私としてはやはり見逃せないのがホーフブルクの宝物館。
宝飾品好きの私にとって、宝物館は垂涎の的。
本当は昨日行くつもりでした。
ところが、午前中、グラーツ観光に当てたので、昨日は行きそびれたのです。
というわけで、本日の予定は、まずはシェーンブルン宮殿と庭園散歩。
残りの逃せないところは宝物館のみなので、シェーンブルン宮殿でゆっくりするとしても、おそくとも宝物館には閉館2時間くらい前までに着くようにすればよいでしょう。
オーストリア旅行最終日の予定は、こうして自ずと決まりました。
(写真は、王宮付属スペイン乗馬学校の騎馬人形のあるショーウィンドウです。
王宮付属のアウグスティーナ教会の後にアウグスティーナ通りで見つけたギフトショップです。
宮廷文化紹介の一環として公開されているスペイン乗馬学校の古典馬術も、ウィーン観光ハイライトの一つといえます。
音楽に合わせた伝統的な演技をするそうです。
できれば見たかったのに、結局、行けなかったなぁ、と思ったら、人形でもよいから写真に収めたくなりました。
騎手の衣装のクマちゃんも可愛いです! ウィーン紹介本のロシア語版も写っています。
BEHAと書いて、「ヴィエナ」と読みます。
)
Schloss Schoenbrunn(シェーンブルン宮殿)と庭園散歩
シェーンブルン宮殿へは、「地球の歩き方」の投稿のお薦めに従って、シェーンブルン駅からではなく、次のHietzing(ヒーツィング)駅に近い門から庭園に入りました。
現地の人が散歩したりジョギングしたりする庭園をゆっくり歩き、木立ちが切れたところで宮殿が現れました。
ところが、宮殿の真ん中の入口あたりに修復用の足場が組まれていて、真っ先にその足場が目に入ったため、「歩き方」の投稿から期待したほどには感動しませんでした。
帰りはシェーンブルン駅から帰ることにして正門から出てみましたら、宮殿は正面から見た方がずっとかっこいいと思いました。
ただし、帰りはすでに午後になっていたため、正門付近の観光客の喧騒がだいぶ下火になっていました。
宮殿内を見学しているときに窓からその喧騒の有様が見えましたが、窓から見ていただけでもうんざりしたくらいです。
「歩き方」の投稿者は、観光客の喧騒でムードが台無しにされたことからヒーツィング側の門を薦めていたので、やはり裏から宮殿に近づいたのは正解だったかもしれません。
ちなみに、このシェーンブルク宮殿にも見られるようなハプスブルグ家のテレジアン・イエローですが、初めてこの宮殿を目にした1991年当初は、妙に現実的・実用的な色だなぁと思ったものです。
私のイメージする宮殿にふさわしい色とはもっと淡いパステルカラーのファンタジックなものでした。
だって、洋服にしたら、そこそこお洒落ではあるけれど、汚れが目立たなくて普段着にちょうどいい色って気がしません?
あるいはやっぱりこれは、好みの問題かしら。
(写真は、正面から見たシェーンブルン宮殿です。
シェーンブルン宮殿と庭園の見学をあらかた終えて切り上げ、帰りに撮りました。
)

前述のとおり、シェーンブルン宮殿の庭園には、ヒーツィング門から入りました。
庭園は無料で開放されているため、地元の人たちが散歩したりジョギングしたりしています。
老夫妻が手をとりあって散歩している姿などは、微笑ましかったです。
それに対し、観光客というのはひと目でピーンときます。
きっと私もひと目で観光客とわかるでしょう。
このような並木道をゆっくり歩きながら、宮殿を目指しました。
この並木道が切れると、左手に宮殿が見えました。

Grand Tour inkl. Tonbandfuehrer (with Audio Guide)(オーディオガイド付で「グランド・ツアー」コースで宮殿内を見学)
(写真は、正面から見たシェーンブルン宮殿です。
これも帰りに撮りました。
)
宮殿内部を見学するコースは、インペリアル・ツアーとグランド・ツアーの二種類があります。
後者は、公開している全部屋を見ることができます。
ついでに、グランド・ツアーのチケットは、庭園内で、動物園と植物園を除くいくつかの有料ポイントも含まれているセットチケットです。
ハイライトだけでよいというのなら、インペリアル・ツアーがよいでしょう。
でも、今日の私にとって必須の予定は、シェーンブルンの他はホーフブルクの宝物館だけです。
どうせ来たからには、なるべくたくさん見るつもりなので、迷わずグランド・ツアーにしました。
宮殿内見学にはオーディオ・ガイドがつきます。
さすがというか、日本語もありました。
オーディオ・ガイドは自分のペースで見て回れるので、ゆっくり回りました。
というより、実際は、コースの前半は比較的こじんまりした部屋が続いた上に、団体がいくつも入っていたので、なかなか動けなかったというのが本当のところです。
いやはや、まるで夏場のクーラーのきいていない満員電車のようで、汗でむんむん臭くて、むし暑くて息苦しかったです……自分もその不快の一因だとわかってはいましたけれど。
宮殿内見学での混雑は、舞踏会や大宴会用の「大ギャラリー」まで続きました。
でも、誰もが見たくて集まって来たがゆえの混雑なのですから、辛抱するしかありません。
その不快さに耐えてもお釣りの来るすばらしい内装の部屋を眺めることができましたから。
後半はインペリアル・ツアー・コースの客は入れないせいか、団体客も少なく、空いていて、見学しやすかったです。
概して、グランド・ツアーでも見学できる前半は、皇帝フランツ・ヨーゼフや皇后エリザベートゆかりの部屋が多かったです。
思ったより質素で堅実、実用的という印象がありました。
6才のモーツアルトが初演した広間もありました。
イスから延びた足が床につかないような幼いモーツアルトが、皇帝一家の前でも臆せずに堂々とピアノを弾く様子が目に浮かぶようです。
思ったよりこじんまりした広間で、想像していたよりはアットホームなかんじがしました。
もともと室内コンサート会場としてよく使われていたそうです。
ダイニング・ルームでは、オーディオ・ガイドで皇帝フランツ・ヨーゼフの家族の食事のエピソードが流れました。
ダイエット中のエリザベートがほとんど一緒に食卓につかなかったというのはどこかで読んだ記憶がありますが、おそらく家族の食事でも宮廷儀式にのっとられていて、彼女の嫌う窮屈なものだったせいもあるのではないでしょうか。
それから、10何皿も料理があったのに、皇帝自身が小食で食べるのが速いから、皇帝が食べ終わると他の人の皿も一緒に下げられてしまい、食事につく人が満腹感を得られることはなかった、というのも面白かったです。
皇帝一家でありながら、育ちざかりの子供たちはいつもお腹を空かせていたりしたのでしょうか。
食事は40分くらいで終わってしまったのだそうです。
10何皿もあったのにそれでは、確かにかなりのスピードです。
私だって、スープ、メインディッシュ1皿、食後の珈琲だけで30分はかかります。
また、フランツ・ヨーゼフ皇帝の記憶の良さは有名で、1度会った人は忘れなかったそうです。
1日の謁見が1人数分で100人以上にわたっていると思うと、それはすごすぎます。
前半のコースのハイライトの「大広間」には、壁にそって観光客が座ってもよいイスがいくつも並んでました。
もちろん競争率は高いです。
私も、宮殿内の見学の前半だけですっかり疲れてしまったため、一度イスを確保したら、なかなか立ち上がることができませんでした。
大広間の隣の小広間の壁には、シャンデリアのろうそくを燃した電球がかかっています。
ろうそくの火のようにわずかな振動で光が揺れる仕組みになっていて、なかなか面白いと思いました。
隣接するシノワズリ(18世紀頃に流行したヨーロッパ人アレンジの中国趣味)の部屋もステキでした。
後半はマリア・テレジアゆかりの部屋が多かったです。
こちらの方がロココ調が加わった、手の込んだ豪華な内装の部屋が多かったです。
オーディオ・ガイドで、マリア・テレジア一家のエピソードを聞くこともできました。
「ベルサイユのばら」やシュテファン・ツワイク著「マリー・アントワネット」のエピソードから、女帝としての立場があっても同時に娘を気遣う母親というイメージのあったマリア・テレジアですが、実はたくさんいた子供たちに対してはかなり偏愛的だったということは、このとき初めて知りました。
マリア・テレジアにとって、マリー・アントワネットは一番のお気に入りというわけではなかったようです。
一番のお気に入りの娘には好きな男の元に嫁がせていて、敢えて政治の道具として使うことはなかったというのですから。
宮殿内の見学時間は約1時間半でした。

写真は、宮殿内の見学を終えて、グロリエッテに向かうときに撮った、シェーンブルク宮殿と庭園です。
宮殿は裏側にあたります。
最初に私をがっかりさせた修復用の足場は、目立たせないように撮ったつもりです。
もっとも、このくらい距離が離れていますと、だいぶ気にならなくなってきます。

Kronprinzengarten(クロンプリンツ(皇太子)庭園)
ここは庭園内の有料ポイントの1つです。
ただし、グランド・ツアーのチケットには含まれていました。
実はそれほど興味がなかったので、チケットに含まれていなかったら、行かなかったかもしれません。
でも、行けば行ったで、小奇麗なバロックらしい庭園の散歩と写真撮影が楽しめました。
それにこの花壇の美しさは、外からでは見えないようなになっていました。
有料だけのことはあります@

クロンプリンツ庭園を囲む植物の回廊から撮りました。

おお、レモン! レモン!
こちらもクロンプリンツ庭園です。
花とレモンが気に入りました。
レモンの木は鉢植えです。

クロンプリンツ庭園ですが、なぜか、カモの親子が散歩していました。
ヒナたちが親の後を一生懸命ついていく様が、愛らしかったです。
それにも増して、親鳥が、後から付いてくるヒナたちをほとんど頓着せず、好きなように歩き回ってヒナを振り回しているのが、なんか可笑しかったです。
この写真では、ヒナを気遣っているように見えますけどね@

クロンプリンツ庭園を散歩中のカモの親子。
可愛いから、もう一枚撮っちゃう!
しゃがんで、できるだけ目線を合わせて。
親鳥が立ち止まると、整然とくっついてきたヒナたちもあちこちよそ見をします。
でも決して親鳥から遠く離れていかないところがまた、なんとも可愛らしいです@

Gloriette Aussichtsterrasse(グロリエッテ展望テラス)
グロリエッテは、マリア・テレジアが、プロイセンとの戦いの戦没者慰霊のために建てたものです。
小高い丘の上にあるので、シェーンブルン庭園の花壇のある中央からパッと目立って絵になります。
展望テラスからのウィーンの見晴らしもなかなかよいというので、暑い中、できるだけ日陰を選んで、ゆっくり上りました。
ふだん戸外で過ごすことのない私は、この2週間程度のヨーロッパの夏の直射日光で、日焼け止めをつけていても額や首筋がガサガサになってしまいました(ヨーロッパを夏に旅行するのはこのときが初めてでした)。
日本から持参してきた帽子は、数日前になくしています。
汗ふきに必須だったハンドタオルも、日本から持参してきた3枚とも、歩いている最中にどこかに落としてしまいました。
そのため、フェイスタオルをハンドタオル代わりに持ち歩いていますが、今や、帽子代わりも兼ねます。
ほおかむりのように頭にかぶっています。
旅は恥のかきすて。
もう、なりふりかまっちゃいられません!
ちなみに、写真撮影に良いなと思えるスポットは、グロリエッタのある丘を上りきって展望テラスから見下ろしたところより、上る途中途中の方がたくさんありました。
グロリエッテの展望テラスに上るのは有料です。
グランド・ツアーのチケットに含まれていました。
でも、テラスに上らなくても十分、景観を楽しむことはできます。
(写真は、まだグロリエッテに向かっている途中で撮ったものです。
花壇の奥に見えるのがバロック様式の噴水&貯水池で、遠景の丘の上に見えるのがグロリエッテです。
)

写真は、グロリエッテに向かう途中、丘の中腹で撮影したものです。
きつい日射しを避けるために、脇の木立の道を進みました。
シェーンブルク宮殿と、さらにその後ろには、かすかにウィーンの街の景色が見えています。

Hofburg - Schatzkammer(王宮宝物館)【写真なし】
14時すぎにシェーンブルン宮殿を出て、ウィーンの中心部に向かいました。
予定どおり王宮の宝物館へ向かいます。
宝物館での1番の目当ては、神聖ローマ皇帝の王冠と、歴代の皇帝の個人的な王冠です。
神聖ローマ皇帝としての王冠は、戴冠式など特別なときにしか使用されません。
そこで歴代皇帝は、自らの王冠を別途作らせたそうなのですが、代が替わると作り直されたり、財政難で売っぱらわれたりしたせいで現存例が少なく、唯一残されたものがここにあるそうです。
これらの王冠については、本で白黒写真を見ました(明石書店「オーストリア・ウィーンを知るための50章」広瀬佳一著)。
白黒写真ではわからなかった宝石の輝きに、うっとりです。
まるで飴のよう@
ハプスブルグ家代々皇帝のマントや、金羊毛騎士団の旗やマントもありました。
両方とも、手の込んだ刺繍が特に見応えあります。
金糸で真珠だのダイヤだのルビーだのまで縫いこまれて、そうれはもう豪華絢爛でした。
騎士団といったら本来は信仰に根ざした騎士道精神が根源にあるはずなのに、なんて贅沢なのかしら、と思いましたが、どうやらこの騎士団の団長は、神聖ローマ皇帝やハプスブルグ家の師弟が兼任することが多かったようです。
納得。
ハプスブルグ家支配下の領地の旗のコレクションも面白かったです。
都市のシンボルを記した旗がズラリと並んでいるかと思うと、一つの旗や紋章の中にたくさんのシンボルがパッチワークのようにぎっしり縫いこまれているものもありました。
後者は、ハプスブルグ家がいかにたくさんの領土を支配していたか誇示していると思いました。
このようにたくさんの紋章を目にしていると、紋章学の一端をちょっとかじりたいような気にさせられます。
紋章の中には、趣味悪い!と思ってしまった絵柄のものがありました。
イタリアのロンバルディア地方あたりのもののようなのですが、ヘビが赤ん坊を呑み込んでいるのです。
後日、調べてみたところ、ミラノを中心に栄えたヴィスコンティ家の紋章が該当するかもしれない、と見当つきました。
昔、ヴィスコンティ家の人が、竜に襲われそうになっていた子供を助けたという逸話に由来しており、ミラノのスフォルツァ城にそのような紋章が見られるようです。
つまり、あの紋章はヘビではなく竜で、子供は呑み込まれてしまったのではなく、寸前に助けられたということだったのですね。
納得。
この宝物館はこの旅行の実質最後の見どころであり、私にとってハイライト中のハイライトの1つです。
なので、ゆっくりペースで心ゆくまで見学しました。
そのため後から来た他の見学者にどんどん追い越されました。
時々イスで休んだりしましたが、見終わった後は、足がビンビンに痛くなっていました。
見学時間は約1時間45分でした。
(写真は、旅の半ばにしてゲットしたアクセサリー類です。
リンツで撮影しました。
ホテルに戻る途中、駅前の八百屋の屋台で枝つきのプチ・トマトを見かけて、こういう写真を撮ることを思いつきました。
ヒヨコは、これより3年ほど前からの私の旅のお供です。
成田空港で一目ぼれして買いました。
コケシのキーホルダーも、成田空港で今回、行くときに買いました。
香水も、成田空港の免税店で買ったものです。
あとは、M. Freyやスワロスキーのリングはウィーンでゲットしたもの、金レースのクリスタル・ペンダントはアリタリア機内販売です。
こうやって小物の配置を考えて演出するのは、なかなか楽しかったです。
そして、これに味をしめ、その後の旅行では、海外旅行先でゲットしたものがある程度たまったところで、こうやってディスプレイした写真を撮るのがマイブームになりました。
)
7/19(土)ウィーン出国 ミラノ・マルペンサ空港経由で翌朝、成田着
7時10分発のアリタリアに乗るので、空港には6時にチェックインすることにしました。
ホテルから空港まで車で30分ですが、レセプションの人いわく、念のために1時間前の5時に出発した方がいい、ということなので、ホテル専用の空港行きのタクシーを予約しておきました。
よって今朝は4時起きです。
30分で仕度して、45分頃にはホテルをチェックアウト。
代理店経由で予約したためホテル代に朝食代が含まれていますが、こういう早朝出発の日は朝食をパスしなくてはなりません。
と思ったら、レセプションには、早朝の出発客のためにパウンドケーキやクッキー、コーヒーなどが用意されていて、それで軽く腹ごしらえできました。
レセプションには、同じく5時にタクシーを予約した女性がもう1人いたので、料金を2人でシェアすることにしました。
5時5分前にはホテルを出ました。
道路がすきすきだったので車はびゅんびゅんスピードを出し、30分のところが15分で空港に着きました。
帰国便は、乗り継ぎのミラノ空港で3時間待機というフライト・スケジュールです。
そのため、職場向けや足らない土産はミラノで買うことに決めていました。
職場では、所属部署に「オーストリアに行ってきました。
みなさんにささやかなイタリア土産をお配りします」とでもメールにしてから配るつもりです。
実は去年も一昨年もその前も同じようなことをやりました。
わざと乗継ぎ地でお土産を買うのです。
そして、たとえば、「ドイツに行ってきました。
後ほどイギリス土産をお届けします」とか「イスラエルに行ってきました。
後ほどロンドンで買ったお土産をお持ちします」とかやって一瞬、煙にまく。
これもここ数年のマイブームです@

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